続編

発売延期を散々繰り返した小説版がやっと手に入った。
舞台はテレビ最終回から１３年後、ということは現在である。
まぁ、相変わらず、流行のアイドルとか健康法とか、法律問題とか、細かいところまで詳しく書いてあって、これで遅れたなら納得もいくというものだ。
一条の視点から描かれる警察の行動がメインで、怪人の正体を突き止め、(白クウガ)を追い、ラストで分かるまでノンストップで読み通した。
テレビ本編で僅かに(超古代のクウガ)が出たように、小説の中にもほんの少しだけ、赤いクウガが出た。もう出ないかと思ったところで出た。一瞬、一条の夢オチかと思った。

この小説化企画を聞いたとき、クウガだけ買おうと思っていたら、予定外の延期で散々やきもきしたが、待たされただけの甲斐はあった。
手元にＤＶＤがないので観返すことができないが、ムック本で余韻に浸ることにする。

小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)

空我―仮面ライダークウガマテリアルブック